「脚を細くする歩き方講座」正しいウォーキングで脚痩せして美脚を作ろう!
突然ですが、あなたは歩くときに「足を前に踏み込むことで前へ進もう」としていませんか?
残念ながら、そんな歩き方をすると太ももの前の部分に力が入ってしまい脚が太くなります。
そのような歩き方を「和式歩行」といいます。
でも、僕たち日本人には多い歩き方ですので、びっくりしなくても大丈夫ですよ。
それでは今から美脚を作る歩き方を一緒に学びましょう。
太ももの前の部分のハリをなくす歩き方をしよう
歩くときは「体を前に倒して歩く」ことを心がけましょう。
「体が前に倒れる力を使って歩く」と太ももの前の部分の負担が減って脚が細くなります。
体を真っ直ぐの状態から力を抜いて棒のように前に倒してみて下さい。
どちらかの足が勝手に前に出ませんか?
そんな感じで「自然と足が前に出るように」歩いてください。
後ろ足はできるだけ残して、足の指を意識しましょう。
歩く動作がしっくり来ない方は「後ろ歩きをしてみる」といいです。
「後ろ歩きの逆の動作がおおよそ正しい歩き方」です。
太もものハリをなくす立ち方を覚えよう
「立つときに膝(ひざ)をピンと伸ばすクセ」がある方も太ももの前の部分にハリが出やすいです。
立つときは膝をほんの少しだけ曲げてリラックスさせましょう。
膝は実は「生理的に少し曲がっている状態が正常」です。
膝の伸ばし過ぎはO脚や反張膝(はんちょうひざ=膝の逆パカ)も治りにくくなります。
どちらか片方の足にだけ体重をかけるクセも体が歪んでしまう原因になるのでやめましょう。
左右同じように体重をかけて立つことを心がけてください。
ふくらはぎや足首のむくみを取る歩き方を意識しよう
ふくらはぎや足首がむくみやすい方は実は歩くときに足首が動いていない可能性が高いです。
思いっきり内股(うちまた)歩きで歩いてみて下さい。
足首があまり動きませんね?
歩くときに足首がうまく動かせていないと膝下や足首がむくんでしまいます。
「膝のお皿とつま先を進む方向に向ける意識」をするだけで「足首が動きやすくなります」からぜひやってみて下さい。
膝や腰を痛めない美脚を作る歩き方のコツは?
歩くときは踵(かかと)からではなく「足の裏全体で柔らかく着地」するようにしましょう。
膝をピンと伸ばした状態でカカトを地面にぶつけるように歩くと膝や腰を痛めます。
また、反張膝(はんちょうひざ)を悪化させます。
体の力を抜いて膝をリラックスさせた状態で自然と歩くように心がけましょう。
靴を履いているときは「どうしてもカカトから地面についてしまいます」よね?
でも、裸足のときはなるべく「足の裏全体で優しく着地」しましょう。
靴を履いているときも足の裏全体で着地するイメージをだけは持つようにするといいですよ。
歩く動作というものは無意識に行いますよね?
ですから、無意識にこの歩き方ができるようになると自然と脚は細くなっていきます。
ヒールを履くときにうまく歩けないときは?
ヒールを履くときに「どうしても足を前に踏み込んでしまってうまく歩けない」という方は後ろ足で蹴って歩いてみましょう。
グングン前に進むと思います。
これは欧米人の方の歩き方で「洋式歩行」と言います。
お尻とスネの力を使って歩くので太ももの前の部分がハリにくくなります。
体も歪みにくいので、O脚の方がヒールを履くときにうまく歩けない場合は後ろ足で蹴って歩いてみて下さい。
でも、ヒールのない靴を履くときは蹴って歩かずに「後ろ足を残すこと」だけを意識して下さいね。
それだけで地面から足が離れるときにつま先が自然と体を押してくれます。
基本的には体が前に倒れる力を使って歩きましょう。
美脚を手に入れるためにエクササイズもやろう
太ももの前の部分のハリをなくして美脚になりたい方は「尻トレ」(下半身のエクササイズでお尻を鍛えるもの)もやりましょうね。
詳しくはこちらの14. 【立ったままできる】痩せるために最低限必要なエクササイズをご覧ください。
実は ハリがある=「他の部分よりも無意識に使ってしまっている」から【筋力がある】ってことなんです。
お尻と太ももの後ろ側を鍛えて太ももの前の部分の負担を減らしましょう。
正しい歩き方やO脚の改善にも繋がって必ず美脚になりますよ。
美脚になれる歩き方(まとめ)
・体が前に倒れる力を使って歩きましょう。
・立つときは「膝をほんの少しだけ曲げてリラックス」させましょう。
・歩くときは「膝のお皿とつま先を進む方向に向ける」意識をしましょう。
・「足の裏全体で柔らかく着地するイメージ」で歩きましょう。
・ヒールを履くときにうまく歩けない方は「後ろ足で蹴って」歩いてみましょう。
・「尻トレ」もやりましょう。
ホントに小さなことの積み重ねでも、スタイルは必ず良くなっていきます。
忙しい方も歩き方だけでも、ぜひ、気にかけてみてください。